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Vol.6
緑に染まる日、セント・パトリックス・デー
3月17日はアイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックの命日。聖人パトリックはアイルランドに元々存在していたケルトの宗教観とキリスト教を融和させるという形で広めた人物。この日はアイルランドの各地でパレードが行われ、祝いムードで町中がアイルランドのシンボルカラーであるグリーンに染まります。人々はグリーンの服をまとい、またフェイスペインティングで顔をグリーンにしパレードに参加します。
アイルランドだけでなく、イギリスの各地でもこの日を祝う人達で賑わいます。特にアイリッシュパブでは、グリーンの服を来た人々がアイリッシュ音楽とともに、ギネスビール片手に盛り上がります。グリーンのビールを出すお店もある程の徹底ぶり。この日ばかりはアイリッシュが主役の日。もちろん飲むのが大好きなイギリス人もこの日を楽しみにしています。
ここで是非飲んで欲しいのがアイリッシュビールで有名なギネスビール。ビールの発酵には大別して上面発酵と下面発酵の2種類があるのはご存知ですか?発酵後ビール表面に浮く性質の酵母を使うのが上面発酵。反対にタンクの底に沈む酵母を使うのが下面発酵。日本人に馴染みのあるビールの大半は下面発酵ビールで“ラガー”と呼ばれているものです。最近は日本でもアイリッシュ風パブなどが流行っているので、黒いビールにクリーミーな泡が特徴の上面発酵ビールにお目にかかる機会も少なくないのではないでしょうか。基本的にドイツビールの一部、アイルランドやイギリス系のスタウトやエールビールと呼ばれるものを上面発酵ビールといいます。ギネスはアイルランド生まれのスタウトビールを代表するブランドで、昨年のワールドカップ以降、日本でも人気を確立し沢山の人々から親しまれています。しかしこのスタウトビール、冷やさずに常温で飲む物ってご存知でしたか?(最近では冷やしたギネスも販売されていますが。)上面発酵特有の深いコクを存分に楽しむには、それに合った温度で飲むのが通の飲み方。しかしビールは冷やして飲むもの、ぬるいビールなんて邪道!と思っている皆さん。是非、セントパトリックス・デイに一度お試しあれ!
By K. IMAI Affinity UK |
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