トリノでイタリア語とスローフードに浸る

A・Tさん(30歳・女性)
都市:トリノ
留学期間:10ヶ月
学校名:イタリアーノ・ポルティカンド

なぜトリノを選ばれたのですか?

もともとワインや食に興味があり、ピエモンテはスローフード発祥の地でもあったのでピエモンテ州の首都であるトリノを選びました。

トリノでの留学生活はいかがでしたか?

まず食やワインに関しては大満足でした。トリノは観光地ではないですのでレストランでの食事はフィレンッェやベネチアのように高くありませんし、地元の人の舌を満足させられなければ生き残れないので料理のレベルは逆にとても高いお店が多いように感じました。またスローフードの総本山とも言えるEatalyの本店もトリノにあったり、2年に1回開かれる食の祭典Salone del gustoにも行くことができました。電車で30分ほどのところにはスローフード協会の本部があるブラや、ワインで有名なバローロ、アスティ、アルバなどがあり、特にアルバには秋のトリュフ祭りやワイン祭りなどの見学にも行きました。

イタリア語はどうでしたか?

学校がとてもよかったです。イタリアーノ・ポルティカンドはとても小さな学校でしたが、とにかくアットホームな雰囲気で先生たちや生徒が家族のようでした。教科書は先生たちの手作り、オリジナルなのですが、内容が「イタリア人のマザコン」とか「イタリアのいじめ」などとても興味深いものが多く、授業中にクラスメイトたちと自国ではどうかというディベートをしたりとても楽しかったです。活用や単語を覚えることはもちろん大変でしたが、毎日の積み重ねやクラスメイトとの会話でずいぶん上達したと思います。
それからこの学校はアクティビティもとても充実していました。放課後にトリノ市内の散策をしたり、美術館や隣町への遠足の他、お料理やワインの教室なども開催してくれたので、色々参加していました。またリクエストをすると先生たちが考えて実現してくれたこともあります。トリノはヘーゼルナッツが有名なのでチョコレート屋さんの工房見学などにも行きました。

留学先としてトリノを勧めますか?

食やワインに興味のある方やサッカー好きな方には特におすすめです。町はそれほど大きくありませんが、フランスにも近くてイタリアにいながらフランスの風を感じられるのもトリノの魅力だと思いますし、落ち着いた雰囲気の中で勉強に取り組むことができると思います。

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