留学準備お役立ち情報:海外へ荷物を送る

荷物の宛名チェックをする女性

みなさまこんにちは、アフィニティのレホアンです。
新型コロナウィルスの影響で海外留学になかなか出発できずにいらした生徒さんが先月頃からようやく留学へ向けて出発をされていらっしゃります。

渡航の準備をされる生徒さんから「海外への荷物の送り方はどうしたらいいですか?」と聞かれることが多いので今日は海外への荷物の送り方について、お伝えをしたいと思います。

海外へ荷物を送るには?

  • 郵便局の国際郵便サービスEMS
  • クロネコヤマトの国際宅急便
  • DHLやFeDEXの国際国際宅急便

など海外へ荷物を送る方法はいろいろありますが、今日は海外留学を経験された方が海外への荷物発送のためにおそらく一番お世話になっているであろう郵便局の提供しているEMSという国際郵便サービをメインに発送方法や発送時の注意事項を紹介したいと思います。ご自身のお住まいの場所から一番近いところに発送できる場所があるとか、受け取る側からの希望や対応している国、送るものなどに合わせてお選びいただくのが良いと思います。

基本的には日本国内への宅急便と同様、海外へ発送したい荷物をまとめて箱や袋に入れ、郵便局や宅配会社に持ち込むか集荷のサービスを行っている会社の場合には集荷に来てもらいます。

海外へ荷物を送る際の梱包注意点

送れるものと送れないものを確認しましょう!

日本国内への発送ではないため、国ごとに輸入禁止品があります。必ず事前に送れるものと送れないものをチェックして送れないものを中に入れないようにしましょう。送付ラベルに送れないものが記載されている場合、発送の受付をしてもらえません!

送れるもの・送れないものリスト(郵便局ホームページ)

梱包はしっかりと

発送する荷物は日本を出て海外まで送られます。日本では比較的丁寧に扱ってくれる荷物も海外にいくとその国のルールにのっとって結構乱暴に扱われることや雨などに濡れてしまうことも想定されます。ビニール袋や緩衝材などで中の荷物をコーティングしたり、ガムテープはH字にとめるようにしましょう!

安全な包装のすすめ(郵便局ホームページ)

紛失して困るような貴重品は入れないこと

海外あるあるの一つ、日本から送った荷物が届かない‼︎という事態は他人事ではありません。かなりの頻度で日本からの荷物が届かないことがあります。理由としては海外では日本のような便利な再配達のシステムがないところが多く、荷物を届けにきても留守だとそのまま配達の人が返送してしまったり、集配センターに何ヶ月も保管されたり、最悪の場合には中身を開けて盗まれたりする…なんてこともしょっちゅうあります。
海外へ荷物を送る際には無事に届いたらラッキー!くらいの気持ちで送るように、貴重品はくれぐれも送らないようにしてください。

インボイスの書き方や金額に注意!

国際宅急便の場合、必ず中身に何が入っているのかの申告が必要です。その際価値も記載する必要がありますが、価値をあまりに高額にした場合、受け取り側で関税を支払う必要が出てくることがあります!
例えば洋服などを送る場合にはused clothesなどと書いて価値も10JPYなど極力安くとしておくと関税もかからないですね。

従来型の手書きの宛名ラベルは受付不可な場合が!

実はこのEMS最近大きくシステムが変わったのをご存知でしょうか?2021年1月以降、アメリカ宛の国際郵便は手書きのインボイスや宛名ラベルでは受付をしてもらえなくなっています。ヨーロッパやアジアなどその他の国ではまだ手書きのラベルでもOKというところもあるようですが、オンライン作成の宛名状の方が早く届く可能性があるとのことでした。留学中家族の方に国際宅急便を送ってもらう予定がある方などはオンラインの方が自分でも記入ができて安心かもしれませんね!(ご家族は送られてくるQRコードを郵便局でスキャンすればOKです!)

ぜひオンラインでの宛名状作成をおすすめします。

宛名はしっかり、丁寧に!

送付先の宛名については、住所だけでなくヨーロッパなどの場合ドア入り口のコードや階数、右のドア、左のドアなど詳細に記載する方がきちんと荷物が届く可能性が高いです。細かい情報も丁寧に記載しましょう。
例)
Ms Hanako Yamada
5th floor,
36-37 Southampton Place,
London WC1A 2DB
United Kindom

例2)フランス語
M. Taro YAMAMOTO
5 EME ETAGE A GAUCHE (フランス語のアクセント記号はオンラインでは入力できません)
52, avenue Sainte Anne
75017 Paris
France

オンライン宛名状の作り方

郵便局EMSの場合のオンライン宛名ラベルの作成方法を説明します。
詳しくは国際郵便マイページサービスでも紹介されていますのでご参照ください。

【スマートフォンの場合】

  1. 国際郵便マイページサービスへアクセス。アカウントを持っていない方はアカウントを作成しログインしても合うカウントの作成なしでも可手続きは可能。
  2. 内容物や宛先、送付者情報を入力する。ここで入力したデータが宛名状に記載されるので誤りなどがないように!
  3. メールでQRコードが届くのでそのコードを郵便局に設置してある「ゆうプリタッチ」でスキャンすると、発送に必要なラベルが自動で印刷されます。
  4. 窓口に荷物とともに持っていき、署名欄にサインをして完了!

こちらに紹介しているのはあくまでも一例です。詳しい情報やご質問はお近くの郵便局や宅配業者にお問い合わせください。

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

パリ、トリノ、上海、ロンドンという4都市での留学経験と4ヵ国語習得経験を生かして皆さまの留学をサポートいたします!食に対する探究心はとどまることを知りません。フランス、イタリア留学担当カウンセラー。