【2024年・春入学】イギリスで1年間の休学・認定留学(休学留学プランの実例紹介)

こんにちは。 イギリス担当、British Council 認定カウンセラーの中里です。

この記事では、大学生にとても人気の高い、イギリスでの休学留学(語学留学)・認定留学についてご紹介いたします。

大学卒業前に、1年間の長期海外留学を経験したい!と言う方にお薦めのプログラムをご紹介いたします。

休学留学、認定留学とは?

授業風景

大学生だからこそ実現出来る、留学スタイル!

休学留学とは、日本の大学を一年間休学して海外の語学学校や大学に留学をする留学スタイルです。

大学在籍中に留学を経験する事で、就職活動時のアピールになる点。
また、大学卒業後に留学をするとどうしても就職活動に支障をきたす事から、在学中に海外留学を希望する学生さんが多いです。

認定留学の場合、日本の大学の規定に沿って留学プランを作る事で、大学を休学せずに一年間の留学を実現出来る可能性もあります。

各大学によって規定が異なります。
詳細は必ず、大学内の留学相談窓口に相談をしてください。
もちろん、弊社までご相談をいただいても大丈夫です。

休学留学・認定留学の参加資格は?

休学留学・認定留学は、大学生であれば基本的に参加に必要な資格はありません。

英語力、成績も不問です。

ですがイギリスの大学で学部聴講を希望する場合に限り、英語力、日本の大学での成績が求めらます。

休学・認定留学のメリット、デメリットは?

休学留学のメリット・デメリット

メリット:

  1. 自分の希望に合わせて、勉強する内容、都市、学校を選べる
  2. 英語力が無くても参加が可能
  3. 帰国後の就職活動に有利

デメリット:

  1. 卒業時期が休学した期間だけ延期になる
  2. 留学費用は自己負担
  3. 自分で留学プランを作成

認定留学のメリット・デメリット

メリット:

  1. 日本の大学を4年間で卒業できる
  2. 海外の大学で取得した単位が日本の大学で認められる
  3. 交換留学と異なり定員がない

デメリット:

  1. 日本の大学に許可を得る必要がある為、早め早めの計画が必須
  2. 留学費用は自己負担
  3. 日本の大学によっては、学部聴講のみでないと認定留学として単位認定を認められないケースがある

休学留学・認定留学の違い

休学留学、認定留学の大きな違いは、日本で通われている大学から認定を受けて留学をするのか、認定を受けずに留学をするかの違いです。

認定留学を希望する方は、日本の大学の交換留学制度の選考に漏れてしまった方や、既にIELTS 5.0以上の英語力がある方が多いです。
且つ、海外では英語の勉強だけではなく現地の大学で授業聴講をしてみたい!と言う方が多いです。

休学留学を希望する方の場合、海外の大学には興味はあるけれども、まずは英語力をしっかりと身に付けたい!と言う方が多いです。
休学留学の魅力は、自由度が高く、英語力の有無に関係なくご自身の希望をかなえる事ができる点です。
ビジネス英語の勉強や、英語の検定資格取得、その他資格取得コースへの入学も可能です。

いろいろ選べる、休学留学プラン例

自由度が高い休学留学は、大学生にとても最も人気の高い留学スタイルです。
実際に休学留学を実現された方の留学プラン例をご紹介します。

プラン例その1:語学学校に通って1年間の休学留学

学生の様子

イギリス現地の大学のサークル活動に参加しながら、語学学校で英語をマスター!
就活でも活かせる、ずっと有効な英語資格を取得!

帰国者からの満足度が非常に高かった休学留学の一例です。
英語力がゼロの方でも参加ができて、一年後には海外での就職や日本の就活でも活かす事のできる英語資格を取得できるプランです。

ホームステイや寮滞在をしながら、平日は英語の勉強と資格対策。
週末はヨーロッパ旅行。
放課後はイギリスの大学で現地の学生と一緒にサークル活動に参加!
(なんとサークルの数は350以上!スポーツサークルからアート系サークル、スカイダイビングからポケモンサークルまで!)
語学学校で英語を学び、サークルではイギリス人と活きた英語でコミュニケーション!
日本の企業が留学経験者に求める能力のトップ3、『主体性・積極性』、『異文化コミュニケーション能力』、『語学力』の3つの能力が身に付いた!と帰国者から嬉しいメッセージをいただく事が多いです。

こんな人にお勧め

  • 英語力に自信の無い方
  • 留学経験を帰国後の就職に活かしたい方
  • 自分を変えたい!自分に自信を持ちたい方
  • 将来、海外の大学院への進学を視野に入れている方

プラン例その2:イギリスの大学で学部聴講留学

大学の様子

留学の前半は大学付属の語学学校で英語の勉強、後半はイギリスの大学で授業聴講!

将来的に、海外の大学・大学院への進学に興味のある方や、現地の学生と一緒に海外の大学で授業を聴講してみたい方にお勧めのプランです。

『プラン例その1』と大きく異なる点が、コース申込時に、英語力の規定や大学の成績証明書の提出が必要になる事です。
英語力は一つの目安としてIELTS 5.0以上、成績に関しては学校ランク上位の学校になる程、高い成績が求められます。

大学で授業聴講、選考可能な学部例

Accounting and FinanceArchitecture and Planning
BusinessComputing
CultureCreative Arts
EconomicsEducation
EngineeringFilm and Media Studies
GeographyHistory
International StudiesLanguages
LawManagement
MathematicsMusic
PoliticsSciences
Tourism…etc

こんな人にお勧め

  • 既に英語力は中級以上、英語を使って専門分野を学びたい方
  • 日本の大学に移行可能な教科単位の取得を希望する方
  • 海外の大学の様子を直接見てみたい方
  • 将来、海外の大学院への進学を視野に入れている方

大学聴講プログラムにおすすめの大学一例

University of East Anglia

世界の大学ランキング、上位1%にランクインするイギリスの名門大学のひとつです。

University of Exeter

留学生の満足度調査でトップに選ばれた大学です。
イギリスの南西部に位置するエクスターは学生にとって活気のあるフレンドリーな町です。

休学プラン、認定留学プランに掛かる費用は?

休学留学プラン、認定留学プランに関わらず、留学に係る予算は一人ひとり異なります。

全員に共通してかかる1年間の費用はこちら:

項目費用の目安
航空券(往復)約15万円〜
1年間の生活費(月17万円〜)*約187万円〜
留学保険代金1年間約17万円〜
ビザ申請費(IHS費用含む)約12万円〜
*都市により生活費は異なります

総額、約230万円〜の基本となる費用がかかります。

この費用の他に、大学の学費、語学学校の学費等、希望される教育機関の学費がかかります。

例えば、語学学校ですと1年間の授業料が約50万円〜400万円と非常に幅があり、一人ひとりの希望によって留学予算は異なります。

学部聴講留学をされる方の場合にも、大学によっても学費が異なります。

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PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

大学で建築・デザインを学ぶ。オーストラリアへの休学留学を経て、卒業後にはイギリスでの就学を経験。英語圏、仏を中心に約10年間カウンセラー業務に従事。毎年複数の国を訪問。リアルな情報を基に3000名以上のお客様にカウンセリング業務を行う。