語学だけでは物足りない!〈短期OK〉大人が行けるアメリカのコミュニティカレッジ留学

みなさんは、アメリカ進学と聞くと、高校生や大学生が行くものだというイメージがありませんか?
しかしこのブログ記事にたどりついた多くの方は、きっと社会人経験をされている大人の方だと思います。
高校卒業後すぐに就職したため、勉強をやり直したい方
専門学校や大学に行ったものの違う専攻に興味を持ち始めた方
今の日本社会に疲れたため、気分転換がてら休憩したい方
様々な状況の方がいらっしゃるかと思います。

社会人にオススメな留学とは?

その中で海外に興味を持たれる方には、語学留学がとてもおススメです。
多くの国の語学学校が1週間単位からお申込みが可能なため、休暇を利用していくこともできます。
しかし、既に語学留学経験がある方や、社会人経験が長い方などは、語学留学だけでは物足りないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

専門的なことを学んだり、学位を取得したいという事でしたら、大学に行くのが間違いない方法です。
もちろん海外の大学に進学するとなると、それなりに費用がかかり、仕事を辞めて行かなければなりませんね。
金銭的にも立場的にも覚悟が決まっており、海外の大学でキャリアチェンジしたい方には大学進学をお勧めいたします。しかし日本で就職し、ある程度の社会人経験を積んだ人にとって、4年制大学に留学することを容易に決断するということは難しいかと思います。

コミュニティカレッジを検討しませんか?

コミュニティカレッジとは、州立の2年制大学のことです。
地域の住民の為に税金で運営されているため、地域の住民であればだれでも入学できます。
もちろん留学生の受け入れも行っていますが、元々地域の学生の為の大学であることから、留学生向けの学生寮を持っている大学は少なくなります。

『2年制大学ということは、2年間通わないといけないの?』と思われる方もいるかと思いますが、必ずしも2年間通わなければならないわけではありません。

アメリカの大学の学期制度

アメリカの大学は主に、
セメスター制度(2学期制)*秋9~12月 春1~5月
クォーター制度(4学期制)*秋9~11月 冬12月~2月 春3~5月 夏6月~8月
という2種類の学期制度を取っています。
よって、クォーター制の1学期のみを選択すれば、最低3ヶ月からコミュニティカレッジ留学を行うことができるのです。

もちろん、希望期間に応じて受講する学期数を増やすこともできます。

コミュニティカレッジで身につくこと

アメリカの大学は興味を持っている専攻分野ある大学に出願し、入学後に専攻(学部)を決めることができます。また、学期ごとに学部変更することも可能です。
語学学校で学ぶ「英語」とは一味違う専門分野を学ぶことができます。

専攻の一例

■ビジネス系
ビジネス学、国際ビジネス学、会計学、財政学、経営学、マーケティング学、ホテル・ホスピタリティ学、観光学など
■理数系
生物、物理、生理学、化学、生態学、地質学、環境学、自然科学、情報処理学、コンピュータサイエンス、機械工学、電子工学、数学、建築学、看護学、獣医学、アスレティックトレーニング、航空学(パイロット)など
■人文学系
人類学、考古学、天文学、歴史、言語学、文学、外国語(フランス語、スペイン語、イタリア語)、法学、哲学、ジャーナリズムなど
■芸術系
美術、デザイン、グラフィックデザイン、アニメーション、ファッションデザイン、舞台芸術、ダンス、映画制作、音楽、写真学、美容学など
■社会学系
国際関係学、コミュニケーション学、経済学、教育学、幼児教育、地理学、心理学、社会学、政治学、福祉学など

学部名が同じであっても、大学によって学部内容は特徴が異なります。
自分にあった専攻(学部)を見つけ、学問及び英語力を身に付けて行きしょう。

社会人におススメ!短期で行けるモデルプラン

大学は基本的に9月からスタートしますが、学期ごとに入学ができるため、9月以外の留学も可能です。
お仕事で長期休暇が取得できる時期や、退職の時期にあわせて留学することができます。
最低3ヶ月からの留学を行うことができますが、アメリカのコミュニティカレッジでは、1学期に12単位以上取る必要があります。
(1単位=1週間に1時間の授業)

例:
セメスター制度では、1科目(3単位)×4科目=12単位
クォーター制度では、1科目(4単位)×3科目=12単位

授業の取り方については、大学に編入するかどうかや学部によっても異なります。
各々の目的に応じて授業を取る必要があります。

また、英語力に自信が無い方は先に英語の学習を行っておくことをお勧めします。
入学基準を満たすため英語力をつけて行った人でも、全て英語で行われる講義を聞き続けるのは容易ではありません。
授業について行けず、課題に追われ、ストレスが溜まっていくということも・・・

コミュニティカレッジを目指す方で、
費用を抑えて短期間で英語力を身に付けたい
英語漬けの環境に慣れるための事前準備がしたい
ということでしたらフィリピン留学もお勧めです。

コミュニティカレッジ入学条件

コミュニティカレッジの入学条件は以下の通りです。
4年制大学と比べ、入学しやすい条件となっています。

英語力
TOEFL iBT® 45~61
IELTS™ 4.0~5.0
英検® 英検2~準1級
高等学校の成績
5段階中3.0以上

日本の大学はゼミ形式の授業などの一部除いて「受け身の授業」ですが、アメリカの大学は「参加型の授業」です。
英語を母国語としない留学生場合は、英語がわからなければ教授が言っていることがわからないため、ある程度の英語力が求められます。
上記表の通り、コミュニティカレッジでは、英検2級で進学できる大学があるため、受験しやすい英語試験でスコアを取得し、アメリカの大学へ進学することが可能です。

また、英語試験の入学基準に満たない場合は、アメリカの大学のESL(English as Second Language)から進学することができます。
もちろん、「入学基準に満たしていけど、大学の授業を受講する前にスタディスキルを身につけたい」という方もESLを受講することも可能です。

学位が欲しい場合

コミュニティカレッジでは最低3ヶ月から留学が可能とお伝えしましたが、
仕事を辞めて留学するため、形に残る学位が欲しい
可能であれば大学に進み学位を取りたい
という方でしたら、2年以上の留学及び定められた単位の取得が必要となります。

コミュニティ・カレッジは約60単位の取得で卒業、取得できる学位は準学士となります。
学士以上の学位を取得したい場合には大学へ進学編入する必要があります。

例:
コミュニティカレッジ(2年)+4年制大学編入(2年)⇒卒業・学士号取得(計4年)

☞学費や編入制度について知りたい方はこちらの記事もお勧めです。

意外と広く門戸が開かれているアメリカ留学

正規留学というとなかなか敷居が高いイメージですが、アメリカのコミュニティカレッジは比較的入学しやすく、専門分野を学べることが分かって頂けたでしょうか?

もちろん一般的な語学留学よりは専門性が増すため費用はかかります。
しかし返済不要の奨学金があったり、2年制及び4年制大学を卒業後はOPT(Optional Practical Training)を利用してアメリカで有給で働くことができることを考慮すれば、キャリアチェンジしたい方にとっては、最高の自己投資になるのではないでしょうか。

アフィニティでは、アメリカのコミュニティカレッジ進学における個別相談を無料で行っています。*下記お申込みフォームにてご希望の時間帯をお選びください。。
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