〈帰国後でもできる〉イギリスワーキングホリデーの確定申告~YMS Tax Return~

〈帰国後でもできる〉

イギリスワーキングホリデーの確定申告

~YMS Tax Return~

 

今からワーキングホリデーに行く方

今まさにワーキングホリデー中の方

ワーキングホリデーから帰国された方

みなさん共通して気になるのは「お金」の話ではないでしょうか?

お仕事をし、労務の対価として給与を受取り、その給与から税金を源泉徴収(天引き)されるのは日本もイギリスも同じです。

1年間働き、会社側が年度末に年末調整を行ってくれれば、自身で確定申告を行う必要はありませんが、
年の途中で仕事を辞めてしまったり、2カ所以上から給与をもらっていた場合には、自身での確定申告を検討される方もいらっしゃるかと思います。

特にワーキングホリデーで渡英される場合、課税年度を意識して渡航される方はほとんどいないかと思いますので、源泉徴収されたまま(多めに引かれ過ぎたまま)の状態になっているケースが多いです。

確定申告によって、必ずしも還付金が発生するというわけではありませんが、
今回は、YMSでイギリスに渡航した場合の一般的な確定申告方法(オンラインで行う方法)についてご説明いたします。

※)
税金の申告の要件は就労形態や報酬が発生した国によって異なります。
申告の相談に関しては対象国の税務当局にお問い合わせください。

確定申告は郵送もしくはオンラインで行うことが可能

 

イギリスの確定申告を郵送で行う場合、雇用先から発行してもらったP45(原本)を用意し、自身で作成したP85と併せて、HM Revenue & Customs(英国歳入税関庁)に郵送する必要があります。

イギリスに住んだことがある人ならお分かりかと思いますが、イギリスの郵便事情はお世辞にも安全だとは言えません。

ロイヤルメールを利用して大事な確定申告書類(原本)を送付するのが不安な方には、オンラインでの申告をお勧め致します。

 

イギリスのあぶない郵便事情については、ロイヤルメールで送るくらいなら自分で届ける!という笑い話もあるほど・・・

確定申告の進め方(オンライン)

 

ワーキングホリデーでの滞在期間中、ギリギリまで働きたいという方も多いと思いますが、そうなると、イギリス滞在中にP45を取得できない場合があります。

オンライン申請は日本でも行うことが可能ですので、必要書類が日本帰国後もきちんと受け取ることができるか確認の上帰国してください。

 

オンライン申請の際に必要なもの

 

NI Number
(番号必須。レター等は不要です。)

テキストが受信可能なUKの電話番号
(UKで使用していたSIMカードは、日本でもテキストの受信が可能です。無くさないように持ち帰りましょう。)

P60
(P60とは、毎年のTax Yearの最後に発行される納税証明のことです。Tax Yearの終わる4月頃に送付されます。)

 

申請開始

 

まず、オンライン申請を行うにあたって、HMRCのウェブサイトにてGovernment Gatewayのアカウント作成を行う必要があります。

 

アカウント作成はこちらから↓
Get your Income Tax right if you’re leaving the UK

 

上記リンクより、Claim online (sign in using Government Gateway)を選択し、
アカウントの作成を開始します。

質問事項はさほど複雑ではない為、入力自体はスムーズに進んでいくかと思います。

オンラインで申請を進めるにあたって、アカウントの認証の為、上記必要書類の情報を求められますので、質問事項に応じて入力を進めてください。

ポイント①
イギリスにワーキングホリデーで滞在される方は、2年間働く方も多いと思います。
しかし、P60は必ずしも2年分そろえる必要はなく、オンラインでの認証の際に入力するものは前年分(1年分)のみで問題ありません。

ポイント②
オンライン申請を行う段階で、現在の居住地やイギリスに戻る予定があるか等を尋ねられます。
確定申告を行うことで還付金が発生した場合の、還付金受け取り方法にも影響がありますので正確に入力を行うようにしましょう。
イギリス口座を閉じて帰国した方や、イギリスに戻る予定の無い方であっても、小切手にて還付金を受取ることができるためご安心ください。

 

オンラインフォームの入力が終わったら

 

オンラインフォームの入力が完了すると、登録したメールアドレスに、新しいGovernment GatewayのIDと、受付番号が送られてきます。

イギリスの確定申告(オンライン)は、日本の所得税の確定申告と違い、自身で年度ごとの収入金額を算出したり給与支払先ごとの源泉徴収票を全て取得する必要が無いため、とても簡単に感じる方が多いのではないでしょうか。

日本のe-Tax(国税電子申告)に慣れている方は、手ごたえがなさすぎて、
「たったこれだけで本当に税額を算出してくれるのか・・・?」
と不思議に思ってしまうかも知れませんね。

 

還付金受け取り

 

日本での受け取りの場合は、しばらく待っているとHM Revenue & Customs(英国歳入税関庁)より小切手が送られてきます。(約1ヶ月程)

イギリス在住経験がある方にはお馴染みの茶色い封筒ですね。

 

「さすがイギリス!」
「ロイヤルメールに一抹の不安はあったものの、無事に申告手続きを受理してくれたんだな!」

と思い、中身を開封してみました。

 

中身は、

所得金額に対する税額の計算内訳書(課税年度ごと)

還付金の小切手(課税年度ごと)

となっており、それぞれ別の封筒に分けて送付されてきました。

2つの封書がセットになっているのですが、上記画像をご覧になって頂くとわかるとおり、3枚しか届きませんでした。

今回の事例においては、確定申告が必要だった6 April 2016 to 5 April 2017 6 April 2018 to 5April 2019の2年度分で、合計4通の封書を受取るはずだったのですが、3通しか届かなかったのです。

「所詮ロイヤルメールか・・・」と肩を落としましたが、2週間遅れて無事に残り1通も送付されました。

 

還付金は必ず発生するわけではありません!

 

還付申告は、確定申告を行うことで、納め過ぎになっていた税金が戻ってくる手続きです。

申告すれば誰でもお金が戻って来るわけではありませんし、
還付金の額も、働いていた期間や給与収入の額に応じて変わります。

なお、他国でも所得が発生する方については、国によって税金の申告要件が変わります。
インターネット上の情報だけでなく、各国税務当局に相談することをお勧めいたします。

 

イギリスでワーキングホリデーをお考えの皆さん!
不安な点を解消して、2年間しっかりワーキングホリデーを楽しんでください。

 

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この記事を書いた人

森山 愛子

ニュージーランドでファームステイ、イギリスとカナダにてワーキングホリデー経験有り。 海外生活経験を多くの方に伝えたく、アフィニティの留学カウンセラーという道を選びました。 自身の経験と反省を活かし、学校選びから海外生活のノウハウまでしっかりとご案内していきます!