【徹底解説】イギリスYMS 2024年・実現するための全25ステップを大公開

「イギリスのワーキングホリデーに興味がある!でもよくわからない・・・」
「YMSって何ですか?」
「初期費用、いくら貯金が必要なの?」
「英語力がゼロでも仕事はみつかるの?」
「何から始めればよいのか分からない・・・」
「なんとなく、難しそう・・・」

そんな、イギリスのYMSに興味があるけどいまいち全容が分からない、そんな方に向けたイギリスYMS解説記事です。

イギリスのYMSは、興味があるのに応募しないのは、”本当にもったいない ” ビザです。
少しでもイギリス、海外生活に興味のある18歳〜30歳の方は是非ご覧ください。

特に、『初めてのワーキングホリデー』『英語力に自信が無い』 『初めての海外』な方にとっては、このブログ記事だけでYMSの全体像を把握していただけますよ。

手続きの流れを参考に、しっかりと準備を進めてみてくださいね。

※イギリスYMS2024の最新情報は、こちらの公式ツイッターをフォローしてください。イギリスYMS、イギリス留学、入国規制に関する最新の情報を発信してます。

イギリスYMSとは?

ロンドンの橋

ワーキングホリデーとは、18歳から31歳の両国の若者が互いの国で生活し、より深い文化理解を実現する目的として締結された制度で、異なった文化の中で海外生活を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために、一定の就労も認められているビザです。
実はイギリスの場合は、ワーキングホリデーという名称ではなく、正式にはTier 5 Youth Mobility Scheme(YMS)と言われる就労ビザとなります。

YMSは他のワーホリ加盟国と異なり、抽選に当選された方のみビザ申請が可能です。
ビザ申請希望者の募集は年2回、例年ですと1月と7月に抽選が行われます。
日本国籍、2024年の募集人数は合計で6,000名が選ばれます。
応募者の抽選は先着順ではなく、ランダムに選ばれる方式となります。
宝くじと同じ感覚ですね。
興味のある方は、まず応募!

イギリスYMSに必要な予算は?

ポンドのお札

イギリスYMSに興味を持たれた方が一番気になることは、“お金”の問題ではないでしょうか。
YMSビザは、イギリスで唯一無条件で最長2年間仕事ができるビザになります。

「現地で働けるから予算は少なくても大丈夫だろう」と考えていたのに、思っていたよりも初期費用がかかってしまった・・・なんてことにもなりかねません。

どのような費用、お金がかかるのかを見てみましょう。

  1. ビザ申請費・・・約22万円
  2. 渡航費(片道航空券代)・・・約10万円〜
  3. 海外旅行保険代・・・約18万円〜(1年間)*1
  4. 初めの3ヶ月間の生活費・・・約60万円〜(約月20万円〜)
    • 家賃・・・約10万円〜/月(シェハウスの場合)
    • 食費・・・約4〜万円/月(自炊)
    • 現地生活費(交通費、日用品代、交際費など)・・・約4万円〜/月

(*1、海外旅行保険への加入は必須ではありませんが、加入をおすすめします。)

4ヶ月目以降はイギリスでのアルバイト、お仕事で生計を立てると仮定し、最低でも初めの3ヶ月間の生活費として、約60万円〜は確保したいところです。

その場合、1〜4の合計金額、『最低でも110万円以上』の予算は確保したいですね。

その他、イギリスで語学学校に通い英語力を伸ばしたい方は別途予算が必要になります。

イギリスにはBritish Council及び、English UK認定の語学学校318校あります。
授業は1週間から受けられ、1年間を超える長期間の就学も可能です。

学費が年間で40万円台の格安語学学校から、年間で400万円を超える名門語学学校まで幅広く、ご自身の予算と希望、目的にあわせて選んでみてください。(※参考:語学学校の選び方

イギリスでは仕事は見つかる?実際の仕事例をご紹介

働いている様子

費用が気になるのと同時に、現地で調達できる収入についても気になるのではないでしょうか?

イギリスのYMS場合、他国のワーキングホリデービザと違い2年間滞在でき、就労に制限がありません。
(他国の場合は滞在期間が1年、同一雇用主の下では6ヶ月しか働いてはいけない等の制限があります。)

そのためYMSに挑戦する方の中には、アルバイトだけではなく、英語力をつけて企業での仕事に挑戦したい!という方も多いです。

英語力によって挑戦できる仕事は変わりますが、今回はYMSで選ばれる仕事の中でも一般的な例をご紹介いたします。

飲食業:英語力が低くてもスタートできる「ジャパレス」

ワーキングホリデーで1番選ばれる職種といえば飲食業ではないでしょうか?
海外に着いてすぐ仕事を始めたい方や、英語力にあまり自信が無い方はジャパレス(ジャパニーズレストラン)を選ばれることをお勧めします。
海外での日本食のあり方を学びたいという方や、日本の文化を広める仕事に携わりたいという思いから日本食レストランでのアルバイトを選ばれる方も多くいらっしゃいました。
シフトに融通が利くため語学学校に通いながら働くことができたり、まかないが出ることで食費を浮かせることができるというメリットもあります。

販売業:自分の好きな分野に携わる「セールスアシスタント」

飲食店に次いで探しやすい職種として販売業があります。
英語力があまり問われないものだと、お土産屋さんや日系の小売店等があげられます。
なお、イギリスのロンドンにはユニクロや無印良品の店舗が多くありますが、日系企業とはいえ店長やスーパーバイザーが日本人ではないお店がほとんどです。
英語でのコミュニケーション能力が求められることに注意が必要です。

他にも現地の有名紅茶店、老舗ブティック、高級香水店などで働いている方もいらっしゃいます。
憧れの英国ブランドの本店で働くことができるというのも貴重な体験ではないでしょうか?

サービス業:日本での職歴があるほど有利「専門職」

ロンドンにはたくさんのサービス業があり、日系のお店も多いため選択肢がとても多くなります。
美容師、マッサージ師、ネイリスト等の経験がある方は活躍できる場が多いです。
(中には未経験の方でも一から教えます!というお店もありますが、経験者の方が当然ながら優遇されます。)

また、医療関係者や歯科衛生士の方等は、経験を活かして医療機関での事務に従事することもできます。
ロンドンのような大都市だと日系医療機関も多いため安心して仕事を探すことができます。

事務職:英語力に自信がある方にオススメの「オフィスワーク」

ロンドンの場合、日系企業が多いためオフィスワークに就くことも夢ではありません。
もちろんYMSは2年間しか滞在できないので、全ての企業がフルタイムの正社員として雇ってくれるわけではありません。
しかし、1年以上のビザがあるなら働いてほしいという企業や、パートタイムでいいので入力事務をしてくれる人を募集しているという企業もあります。
(あとは、産休カバーで短期オフィスワークの求人が出ることも!)

現地人材派遣会社に登録することで、保険会社、金融機関、大手日系商社などの面接を受ける事も可能です。
英語力によっては幅広い業種の仕事に申し込む事もできるため、語学学校での英語力向上は必須といえます。

イベントスタッフ:海外だからこそ楽しい日雇いの仕事

YMSで渡英する方は、みんながみんなフルタイムで働きたいわけではありません。
中には語学学校と旅行を楽しんだら帰国したいという方もいます。

がっつり働くつもりはないが働く経験を積んでみたい方や、隙間時間で少し小遣いを稼ぎたいという方は、日雇いのお仕事を選ばれるといいかと思います。
ロンドンだと、ハイパージャパンやジャパン祭りといった日本の文化を紹介するイベントが開催されるため、各企業がイベント出店の為のイベントスタッフを募集することがあります。

他にも、配送業や引越業などの肉体労働のお仕事もあるので、体力のある方にはより多くの選択肢があります。
イギリスで運転ができる免許証を早いうちに取得しておくと良いでしょう。

ホスピタリティ系:日本では挑戦したことない「住み込みの仕事」

日本ではあまり住み込みの仕事を経験したことが無い方もいらっしゃると思います。
貴重な海外生活だからこそ、日本ではした事が無いことに挑戦してみたい!とゲストハウスや地方のホテル等で住み込みのバイトを経験されている方もいます。
(ロンドン等の大都市でも学生寮の住み込みマネージャーや住み込み清掃スタッフのポジションが募集されていたりします。)

イギリスYMSを実際に実現するために必要な5つの最低条件

  1. ビザ申請時の年齢が18歳~30歳であること。
  2. 日本国籍を有していること。
  3. 初めてイギリス・ワーホリビザを取得して渡英する人。
  4. 子供を同伴しないこと。
  5. 2,530ポンド(約47万円*)以上の資金を証明できること。(28日間以上口座に入っている必要あり)

※£1=185円の場合

ここまでくれば、準備はバッチリ!実際にYMS当選に向けて、情報収集を開始しよう。

上記の条件を満たしている方はYMSの抽選に応募することができます。
しかし、いざ応募の期間を迎えたときに「パスポートの有効期限が切れていた!」などのトラブルが起きたり、「当選したものの現地生活に不安しかないのでやっぱり辞退する」ということになってしまうともったいないですよね。

アフィニティでは当選者に向けなオンラインZoomセミナや、カウンセリング希望のお客様に、無料相談のご予約も承っております。

イギリスYMS抽選方法だけでなく、語学学校の各種奨学金、割引キャンペーン情報などをイギリスの公的な国際文化交流機関であるブリティシュ・カウンシル認定アドバイザーが無料でご案内をいたします。
安心してお問い合わせください。

イギリスYMS実現までの、全25ステップを大公開

階段を登る女性のイラスト

ステップ1:まずはビザ申請の抽選に応募!申請権をゲットしよう!

YMSの申請を希望される方は、応募期間内にEメールにて送信します。(1人1通)
受付期間終了後に、UKVIによって無作為に当選者が選ばれます。
選ばれた申請者には、当選の確認と予約方法、入国許可申請に必要な書類に関する2通目のEメールが配信されます。

ステップ2:ビザの申請権に当選!

めでたく当選された方は、受信したEメールにて指定された期日までにオンライン申請、クレジットカードによるオンラインでの申請料金の支払いを完了する必要があります。
(アフィニティでは毎年YMSビザ申請のためのセミナーや相談会を開催しています。ぜひご参加ください。)

*当選されなかった場合には落選メールが送られます。
それ以降の連絡はありません。
次回のYMS抽選に再度応募が可能です。

また、この期日までに申請料金の支払いが完了されない場合、自動的に当選リストより削除され、当選が取り消されますのでご注意ください。

ステップ3:予算にあわせて現地での行動プランを計画しよう!

当選後ビザ申請の準備を開始したら、現地での行動プランも考え始めましょう。

  • 都市決定
  • 学校決定
  • 入学申請
  • 滞在先手配

などが必要になってきます。

予算を抑えるために語学学校の期間は短くしたいという方もいらっしゃいますが、語学学校の期間は決して英語を学ぶためだけの期間ではありません。
日本では出逢う事の無かった外国人の友人や、家探しや仕事探しの情報を共有できる日本人の仲間と出会う機会でもあります。
ネイティブから生きた英語を学ぶことはもちろんですが、英語だけでなく大切な事をたくさん学ぶことができる環境ともいえます。
また、安定した家が見つかるまでの間、安心できる滞在先を提供してくれる心強い存在にもなってくれますよ。

アフィニティでも、語学学校のご紹介YMS行動プランの作成のアドバイスを行っております。

ステップ4:ビザ申請に必要な書類を確認、準備をはじめよう!

当選後はオンライン申請とクレジットカードによる申請料金の支払(オンライン)を完了する必要があります。

事前に、

  • イギリスへの入国予定日
  • 現地滞在先
  • 過去10年間の海外渡航歴
  • 来館するビザセンターの場所(東京/大阪)・日時

などを決めておきましょう。

また、申請料金の支払後から90日以内の申請書類の提出(英国ビザセンターへ来館)が必要となりますので、あらかじめ来館時に必要な書類も確認しておくと良いでしょう。

ステップ5:オンライン申請をしてみよう!

オンライン申請での行程は全部で6ステップあります。

  1. Start(登録)
  2. Application(申請内容入力)
  3. Documents(添付書類の登録)
  4. Declaration(宣言)
  5. Pay(支払い)
  6. Further actions(印刷&ダウンロード)

オンライン画面に表示される英語での質問に回答を入力していくものになります。
量は多いものの質問自体は難しくないため、問題なく入力は進められるかもしれませんが、一人で入力しているとどうしても不安になったり、誰かに確認してもらいたくなったりします。

申請期限ギリギリになってからビザ申請のサポートを留学会社に依頼すると、場合によっては期限に間に合わなくなってしまうこともあります。
(多くのお客様から同時期にご依頼をいただくため、あまりにも期限ギリギリにサポート依頼を頂いた場合お力になれないこともございます。)
お一人で申請準備をするのが不安な方は、できるだけ早めに無料のカウンセリングをぜひご活用ください。

ステップ6:ビザ申請センターの予約を取ろう!

オンライン申請が完了したら、所定の期日までにビザ申請に必要な書類を集めて、東京又は、大阪のビザ申請センターに書類を提出する必要があります。

郵送じゃだめなの?!とご質問をいただくことも多いのですが、現状ですと残念ながらご自身で申請書類を提出しに出向く必要があります。

それに伴い、ビザセンターに行くために予約を取る必要があります。

ステップ7:ビザ申請に必要な書類を集めよう!

  • 当選メールを印刷した物
  • 来館予約票を印刷した物
  • パスポート原本
  • パスポート顔写真ページのカラーコピー
  • オンライン申請書(チェックリスト)
  • 資金証明書類
  • 渡航歴を記入した用紙(渡航歴がオンラインフォームに全て記入出来なかった場合のみ)

人によって追加書類等が必要なケースも。
しっかりと準備を進めてみてくださいね。

ステップ8:ビザ申請センターを訪問、実際に申請書類を提出しよう!

予約した日時に来館し、申請手続きを行います。
ビザセンターではあくまでも申請書類を預かるだけになるため、自身でしっかりと書類を準備する必要があります。
YMSのビザ申請は落とすための審査では無いため、きちんと準備ができていれば問題なくビザが発給されます。
ちなみに、アフィニティで申請のサポートをさせていただいたお客様は100%、ビザ申請後にワーホリビザをご取得いただけています。
お一人で申請準備をするのが不安な方は、まずは無料のカウンセリングをぜひご活用ください。

ステップ9:無事にビザをゲット!パスポートを受け取ろう!

ビザセンターでの申請を終え、預けたパスポートにビザが貼付された状態で手元に戻ってきたらいよいよ渡英準備も最終段階です。
パスポートが戻ってきたらビザの有効期限を念のため確認してください。オンライン申請時に指定していた入国予定日から2年間の期限になっていれば問題ありません。

ステップ10:航空券を購入しよう!

ビザが貼付されたパスポートが戻ってきたら、渡航日を確定させ、航空券を予約しましょう。
コロナの影響が続いていることからできるだけ直行便で行くことが好ましいです。
自身で航空券を予約したものの入国日を誤って購入していた、などのトラブルも実際にはよく起きていますので、アフィニティでは海外留学渡航時の航空券手配を専門に扱う航空会社をご紹介しています。

ステップ11:スマホのSimロック解除!現地で使えるSimカードや、国際キャッシュカードを入手しよう!

留学中日本で利用している携帯電話を現地でも利用したい場合は、まずはSIMロックの解除手続きを行いましょう。
SIMロックが解除されている端末であれば、現地のキャリアのSIMカードを入れて現地のネットワークで携帯が使えるようになります。

また、渡航後しばらくは事前に準備しておいた日本円での生活となります。
高額な日本円を現金で持ち運ぶことは非常に危険なので、現地イギリスのATMで現地通貨(ポンド)を引き出せるよう、クレジットカードやキャッシュカードの準備を行いましょう。

ステップ12:海外旅行保険に加入しよう!

海外旅行保険の加入は任意です。
また、イギリスYMSのビザ申請の際にイギリスの健康保険代を支払うため、現地の病院は無料で利用ができます。
しかし、日系の病院やその他保険適用外の診察、治療はイギリスの健康保険が適用にならず全額自己負担になることも!
病気や怪我だけではなく、滞在先でどんなトラブルが発生するのかは誰にも予想できません。
万が一に備えて、加入することをおすすめします。

ステップ13:ホストファミリーにご挨拶のメールをしてみよう!

こちらも任意ではありますが、ホームステイを利用される方は事前にメールなどで連絡をとっておくことをお勧めいたします。
現地に到着後、ホストファミリーとスムーズにコミュニケーションがとれるよう、是非一度、英語でメールを送ってみてください。

内容は、留学の目的、その国や都市を選んだ理由、趣味などが一般的です。
なかには自分の写真や、家族の写真を送られる方もいらっしゃいます。

ステップ14:渡航2週間前!役所に届け出をしよう!

日本を出発する際には、住民票、海外転出届、健康保険、国民年金などの手続きが必要となります。
YMSの場合は長期の国外生活になるため海外転出届を出していく方が多いですが、2年間滞在するか分からないという方や短期で帰国する可能性のある方は住民票を残していくケースもあります。
個々の状況に応じて手続きも変わってくるため注意が必要です。

ステップ15:語学学校のクラス分けテストをオンラインで受けよう!

語学学校では入校初日にクラス分けテストがありますが、事前に大体の英語力を把握するために入校前のオンラインテスト受講が求められます。
渡航前に事前テストを受け、現在の自分の英語力を確認しておきましょう。
(現在はコロナの影響もあり、渡航前の段階でクラス分けオンラインテスト及び、Zoom、WhatsAppでのスピーキングテストを行うケースが多いです。)

ステップ16:出発直前!最新のイギリスの入国規制を確認しよう!

イギリスではコロナの影響を受け、数ヶ月〜数週間の単位で入国に関する規定が変更となっています。
ご出発の2週間を切ったら、毎日GOV.UKのサイトをチェックされる事をおすすめします。

渡英される際には、必ずその時点でのGOV.UKサイト最新情報をご確認下さい。

(2022年6月時点では、コロナによる入国規制は特にありません。)

ステップ17:飛行機に乗っていざ出発!

入国規制に関する最新情報を確認したら、余裕を持って空港に向かい出発を待ちましょう。
スムーズに荷物を預け搭乗手続きができるよう、荷物の重量制限を確認し、機内持ち込み禁止のものがカバンに入っていないかなどをチェックしておくとよいでしょう。
なお、入国審査時に滞在先を尋ねられることもあるため、念のためホストファミリーの住所を印刷しておくなどの工夫もお勧めです。
携帯にデータを保存している方も多いですが、現地空港のWi-Fiの調子が悪くPDFがダウンロードできない!などのリスクにも備えておきましょう。

ステップ18:空港到着!滞在先まで移動しよう!

語学学校の空港送迎サービスを依頼した人は空港までお迎えがあるので、入国審査を終えて預けていた荷物を回収したら到着ゲートにてお迎えの人を待ちましょう。
お迎えのドライバーはあなたの名前を書いたサインボードを持って待っていてくれることが一般的ですが、待ち合わせの人が多い時は中々自分の名前を見つけられないこともあります。
焦って自分から探しにいくと余計に見つからなくなるので、ゲート付近から離れずに落ち着いて待ちましょう。
(学校及び、ドライバーの緊急連絡先は、渡航前に確認をしておきましょう。)

ステップ19:滞在先に到着!ホストファミリーにご挨拶をしよう!

空港送迎を依頼した場合、ドライバーさんはホストファミリー宅まで送り届けてくれます。
事前に伝えていた到着時間にはホストファミリーが待っていてくれるので、まずは笑顔で挨拶をしましょう。
長旅の疲れや緊張もあるかもしれませんので無理をする必要はありませんが、到着後は家のルールを教えてもらったり、ご家族と親しくなれるよう心がけてください。
食事の時間やバスルームの使用時間、洗濯の頻度などはできるだけ早めに確認しておくと後々のトラブルが減りますよ。

ステップ20:ドキドキの学校初日!オリエンテーションに参加しよう!

いよいよ入校日です。
ホストファミリー宅からの通学手段や時間を事前に確認し、初日は少し早めに到着するようにしましょう。
入校初日はオリエンテーションがあり、学校内の施設案内や、授業のスケジュール、放課後アクティビティなどの説明があります。
さまざまな国籍の留学生とオリエンテーションを受けるので少し緊張するかもしれませんが英語力やコミュニケーション能力を向上させるためにも積極的に会話をしてみましょう。

ステップ21:BRPカードをポストオフィスに受け取りに行こう!

入国後は、10日以内に生体認証付きカードのバイオメトリクス在留許可証(Biometric Residence Permit)を郵便局で受け取る必要があります。
(コロナ規制を守り、隔離終了後に受け取りに行ってください。)


BRPカードは、YMS中に入出国する際にも必ず必要になるものです。
イギリス生活において、パスポートと同じくらい大切です。
忘れずに受取りに行きましょう。

ステップ22:現地生活の下準備を始めよう!

BRPカードの受け取りと同時進行で現地生活の準備も始めていきましょう。
具体的には、

  • 在留届の申請
  • 通学用の定期券購入
  • 銀行口座開設

などが挙げられます。

他にも大使館の場所や病院の場所、自身が必要な日用品を販売している店なども自身の目で確認をしておくと安心です。

ステップ23:ホームステイ(学生寮)が終了!シャアハウス探しをはじめよう!

イギリスに滞在する方法として一般的なのはシェアハウスです。
もしお金があれば、ワンルームに住むことも可能ですが、ロンドン市内近郊のシェアハウスの家賃が安くても月£550〜の物件が多いです。(約10万円 *1ポンド185円で計算した場合)
ワンルームを個人で借りて一人暮らしする場合は月£1,200以上かかります。(その他水道、電気、ガス、Wifiの契約を個人でする必要がある場合もあります。)

よって、ロンドンに住む人たちは30代、40代であっても、親と住んでいたり、あたりまえにシェアハウスに住んでいることが多いのです。

そんな家賃が高いロンドンに住むために、日本にいる間からできることと言えば、

  • 住みたいエリアに目星をつけておく
  • MixbやSpareRoom等のWebサイトを利用し価格や条件を予習しておく
  • 現地不動産会社に問合せをしておく

という方法があります。

日本語で調べたいということであれば、MixbというWebサイトや英国ニュースダイジェストを利用することで、たくさんの物件情報を日本語で検索することができます。

ステップ24:お仕事を探してみよう!

イギリス、特にロンドンでは、たくさんの求人情報が溢れています。
日々更新される求人情報に圧倒され、どこから手を付けていいのかわからなくなるかもしれません。

日本にいる間から準備できることとしては、

  • なんの業種の仕事をしたいのか目星をつける
  • 希望の仕事を行うにあたって必要なスキル(英語力や実務経験の有無等)をリサーチする
  • Mixb等、インターネットを利用し求人情報を常に見ておく

等です。

仕事探しも家探しと同様に日本にいる間から準備を行うことは可能です。
社会人経験が豊富で、イギリスでも自身の経験を活かした仕事をしたい方は、英文履歴書の作成や英語での面接の練習を今のうちに行っておくと良いでしょう。

なお、飲食、販売であれば、英語力に自信が無い段階でも採用してもらえる可能性が高いため、とりあえずすぐに働きたいという方にはおススメです。

ステップ25:自分だけの計画を元に、イギリスでの2年間の暮らしを満喫しよう!

基本的にはYMSのプランに決まりはありません。
一つの都市に2年間住んでも良し、複数都市に滞在してもよし!
十人いれば十通りのYMSプランがあります。
また、YMS中にやりたいことを見つけ、専門学校や大学に進学するためイギリス留学で再渡航する方などもいらっしゃいます。
せっかくイギリスに2年間滞在できるのですから、さまざまな可能性を探ってみませんか?

イギリス・ワーキングホリデー (Tier 5 Youth Mobility Scheme)体験談:YMSから帰国された後、海外経験を通してご自身のアパレルブランドを起業した方から体験談をいただきました。ぜひご覧ください!

よくあるQ&Aについて

アフィニティでは毎年数多くのお客様のYMSサポートをさせていただいておりますため、皆さんが悩みやすいポイントや起こりやすいトラブル事例などの情報量が豊富です。
「まだYMSに行くか決めていない」という方も是非お気軽に無料カウンセリングをご利用下さい。

現在は、オンライン留学相談をZoom又は、お電話でご案内しております。
ちなみに、無料相談に参加されるお客様の半数以上が、まだ何も決まっていない方ばかりです。
まずは、ワーホリ、留学に行くかどうかをご自身で判断できるまでの情報を得る為にも、是非お気軽にご参加下さい。
ですが一点だけ、現在イギリスワーホリに関するお問合せが混みあっており、完全事前予約制となりますので予めご了承下さい。

この記事の内容に興味をお持ちですか?留学のことなら何でもお気軽にお問合せ下さい。

PROFILEこの記事をかいた留学カウンセラー

大学で建築・デザインを学ぶ。オーストラリアへの休学留学を経て、卒業後にはイギリスでの就学を経験。英語圏、仏を中心に約10年間カウンセラー業務に従事。毎年複数の国を訪問。リアルな情報を基に3000名以上のお客様にカウンセリング業務を行う。